【2025年版】経理アウトソーシングの料金相場 失敗しない選び方を解説

中小企業から大手企業まで、経営効率化の手段として注目を集める経理アウトソーシング

人材不足の解消や業務負担の軽減、さらには専門知識を持つ人材の確保が難しいといった課題に対し、解決策として導入を検討する企業が増えています。

適切な経理体制の構築は、企業の健全な成長に不可欠です。しかし、導入にあたって「どのくらいの費用がかかるのか?」「自社に適したサービスをどう選べば良いのか?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。

本記事では、経理アウトソーシングの基本的な知識から、導入のメリット・デメリット、最も気になる料金相場や費用体系について詳しく解説します。経理業務の効率化とコスト最適化を目指す経営者や経理担当者の方は、ぜひご一読ください。

目次

経理アウトソーシングとは?基本を理解しよう

経理アウトソーシングとは?基本を理解しよう

まず、経理アウトソーシングがどのようなサービスなのか、その定義や業務範囲、関連サービスとの違いについて解説します。

経理アウトソーシングの定義:単なる外注ではない専門サービス

経理アウトソーシングとは、企業の経理部門が担当する業務の一部または全部を、外部の専門業者に委託する経営手法です。

これは単なる作業の外注とは異なり、経理のプロフェッショナルが企業の状況やニーズを分析し、最適な経理業務プロセスを設計・実行する点に特徴があります。

人材不足が深刻化し、働き方改革や法改正への対応が求められる現代において、その活用が広がっています。

専門業者は、効率化だけでなく、経営判断に役立つ情報を提供し企業成長に寄与します。

対応可能な業務範囲:日常業務から専門業務まで

経理アウトソーシングで委託できる業務は広範囲に及びます。企業のニーズに応じて、特定の業務のみを依頼することも、経理業務全体を包括的に委託することも可能です。

主な業務範囲を以下に示します。

  • 日次業務:伝票処理、仕訳入力、請求書・領収書管理、売掛金・買掛金管理、経費精算など
  • 月次業務:月次試算表作成、月次決算報告、銀行口座残高照合、部門別損益計算など
  • 決算業務:年次決算書作成(B/S, P/L, C/Fなど)、勘定科目内訳明細書作成、税務申告資料準備、監査法人対応サポートなど
  • 管理会計:予実管理資料作成、経営分析レポート作成、KPI設定・モニタリング支援など
  • 財務業務:資金繰り表作成・管理、入出金処理(ネットバンキング含む)、支払管理など
  • 給与計算関連:月次給与計算、賞与計算

委託先によって得意分野や対応範囲が異なるため、自社の課題に合わせて依頼範囲を明確にすることが重要です。

経理アウトソーシングと税理士との違い

経理アウトソーシングと税理士のサービスは、どちらも企業の財務に関わる点で共通していますが、その主な役割と専門領域には明確な違いがあります。

項目税理士経理アウトソーシング
役割税務の専門家経理実務の専門家
主な業務税務書類作成、税務申告代理、税務相談日常経理、月次・年次決算、給与計算、支払管理、管理会計など
資格税理士資格(独占業務あり)必須資格なし(公認会計士、税理士、簿記資格保有者が多い)
カバー範囲税法に基づく業務が中心経理財務に関する実務全般
連携アウトソーシング会社と連携可能税理士と連携可能(税務申告は税理士へ依頼)

両者は排他的な関係ではなく、それぞれの専門性を活かして連携することで、より効果的な経営管理体制を構築できます。

経理アウトソーシングのメリット・デメリット

経理アウトソーシングのメリット・デメリット

導入を検討する上で、メリットとデメリットを正確に把握しておくことは不可欠です。ここでは、主な導入効果と注意点を解説します。

導入による主なメリット|効率化・コスト削減・品質向上など

経理アウトソーシングの導入は、企業に多くのメリットをもたらします。主なものを以下に挙げます。

  • 人材不足の解消:専門スタッフの採用・育成コストや手間を削減できます。
  • コア業務への集中:経営資源を利益に直結する業務に振り向けられます。
  • 業務品質の向上:経験豊富なプロによる正確で高品質な処理が期待でき、業務も標準化されます。
  • コスト削減:固定費である人件費を変動費化し、トータルコストを削減できる可能性があります。
  • 業務効率化:最新システムや効率的なプロセスの導入により、スピードアップが図れます(例:月次決算早期化)
  • 不正リスクの軽減:第三者の目が入ることで、内部牽制機能が働き、不正抑止効果が期待できます。

こうしたメリットが企業の競争力の強化やスケールに寄与します。

導入前に考慮すべきデメリットと対策:ノウハウ・セキュリティ・連携

多くのメリットがある一方、導入前に考慮すべきデメリットもあります。

  • 社内ノウハウの空洞化:業務を委託することで、社内に経理知識が蓄積されにくくなる可能性があります。

委託範囲の慎重な選定、定期的なレポーティング・情報共有の仕組み構築、マニュアル共有などが有効です。

  • 情報漏洩リスク:機密性の高い財務情報を外部と共有するため、漏洩リスクはゼロではありません。

→ ISMS認証等の取得状況確認、具体的なセキュリティ対策のヒアリング、機密保持契約(NDA)の締結が必須です。

  • コミュニケーションコスト:社内よりも情報伝達や意思決定に時間や手間がかかる場合があります。

→明確な連絡窓口の設定、定期的なミーティング(オンライン含む)、円滑な情報共有ツールの活用などで、スムーズな連携体制を構築します。

これらのデメリットを理解し、事前に対策を講じることが重要です。

こんな企業におすすめ!導入が向いているケース

経理アウトソーシングは、特に以下のような課題や状況を抱える企業にとって有効な解決策となり得ます。

✅経理担当者が不在、またはリソースが不足している企業(中小企業など)
✅急成長中でバックオフィス体制の整備が追いついていない企業(スタートアップ、ベンチャー)
IPO(株式上場)を目指しており、高度な経理水準や内部統制が求められる企業
✅経理業務の効率化やコスト削減を強く推進したい企業
✅連結決算、管理会計導入など、専門的な経理・財務知識が必要な企業
✅経理担当者の退職・交代が多く、業務の属人化に悩んでいる企業

自社の状況がこれらに当てはまる場合、アウトソーシング導入の効果を大きく期待できるでしょう。

経理アウトソーシングの料金相場と費用体系

経理アウトソーシングの料金相場と費用体系

導入検討時に最も関心が高いのが「費用」でしょう。ここでは、料金体系の種類、業務別の料金相場、企業規模による目安、そしてコストをおさえるポイントを詳しく解説します。

経理アウトソーシングの料金体系の種類を理解しよう

経理アウトソーシングの料金体系は、主に以下の4種類です。自社の状況に合わせて選びましょう。

  • 固定費型(月額定額制)
    • メリット:予算管理が容易
    • デメリット:業務量が少なくても費用は一定
    • 適しているケース:毎月一定量の定型業務を委託する場合(例:月次決算)
  • 工数型(タイムチャージ型)
    • メリット:実働時間に基づき、無駄なコストが発生しにくい
    • デメリット:費用が変動するため予算管理がやや難しい
    • 適しているケース:業務量が月によって変動する場合、スポット依頼
  • 組み合わせ型(ハイブリッド型)
    • メリット:固定費と変動費の組み合わせで柔軟性が高い
    • 適しているケース:基本業務+変動業務がある場合
  • スポット型(従量課金型)
    • メリット:必要な時だけ依頼できる
    • 適しているケース:決算業務のみ、特定の繁忙期のみなど単発の依頼

業務別の費用相場の目安

委託する業務内容によって、経理アウトソーシングの相場は変動します。以下は一般的な目安です。

業務内容費用相場(月額または都度)備考
記帳代行(仕訳入力)1万円~10万円/月仕訳数に応じて変動
給与計算1,000円~2,000円/人/月 + 基本料金※年末調整は税理士業務
月次決算(試算表作成・報告)5万円~15万円/月報告レベル、企業規模により変動
年次決算・税務申告資料作成15万円~30万円~/年企業規模、複雑性により大きく変動(申告自体は含まず)税務申告は税理士業務
フルアウトソーシング(経理全般)30万円~100万円以上/月委託範囲、企業規模、専門性により大きく変動

上記はあくまで目安です。委託先の専門性、サービス品質、契約内容によって実際の費用は異なります。必ず詳細な見積もりを確認しましょう。

企業規模で見る月額費用の相場感|年商別の目安

企業の年商規模によっても、経理アウトソーシングの相場は異なります。こちらも大まかな目安として参考にしてください。

年商規模月額費用の目安(フルアウトソーシングに近い場合)主な委託内容例
1億円未満5万円~20万円程度記帳代行、給与計算、月次決算サポート
1億円~5億円15万円~40万円程度月次決算、基本的な管理資料作成
5億円~10億円30万円~70万円程度包括的な経理業務、簡単な管理会計
10億円以上50万円~100万円以上フルアウトソーシング、高度な管理会計、連結決算対応など


※これは委託範囲や業務の複雑さによって大きく変動します。例えば、年商が低くても複雑な業務を依頼すれば費用は高くなりますし、年商が高くても記帳代行のみなら費用は抑えられます。必ず自社の状況に合わせて見積もりを依頼してください

コストを抑えるためのポイント

経理アウトソーシングの費用を最適化するためのポイントをまとめました。

  • 委託範囲の明確化と優先順位付け:何をどこまで依頼するかを具体的に決め、費用対効果を考慮します。
  • 内製業務との切り分け:自社で効率的にできる業務は内製化し、専門性が必要な業務や効率化効果の高い業務を外注します。
  • 複数社の比較検討:必ず複数の業者から見積もりを取り、料金だけでなくサービス内容、品質、信頼性を総合的に比較します。
  • 契約内容の定期的な見直し:企業の成長や状況変化に合わせて、契約内容やプランを定期的に見直し、最適化します。

これらの点を意識することで、コストパフォーマンスの高いアウトソーシング活用が可能になります。

失敗しない!経理アウトソーシングの選び方

信頼できる委託先の見極め方:実績・体制を確認

失敗しない!経理アウトソーシングの選び方
適切な委託先を選ぶことが、アウトソーシング成功の鍵を握ります。ここでは、信頼性、サービス内容、コミュニケーション、セキュリティの4つの観点から、選定時のチェックポイントを解説します。

企業の重要な経理情報を預けるため、委託先の信頼性は最も重視すべき点です。以下の点を確認しましょう。

  • 設立年数と事業継続性:安定した経営基盤があるか。
  • 導入実績:自社と同業種・同規模の企業への実績は豊富か。IPOを目指すならIPO支援実績は必須。
  • 専門スタッフの体制:公認会計士、税理士などの有資格者がどの程度在籍しているか。
  • 顧客の評判:Webサイトだけでなく、第三者の口コミなども参考にする。

自社ニーズとのマッチングを確認:サービス内容の適合度

提供されるサービスが、自社の課題解決や目標達成に合致しているかを確認します。

  • 対応業務範囲:自社が委託したい業務をカバーしているか。将来的な拡張性は?
  • システム対応力:自社で利用中の会計ソフトやERPに対応可能か。
  • 業界知識:業界特有の会計処理や商習慣への理解があるか。
  • 拡張性と柔軟性:業務量の増減や委託範囲の変更に柔軟に対応できるか。

コミュニケーション体制の重要性:円滑な連携のために

委託先とのスムーズなコミュニケーションは、アウトソーシングの効果を高める上で不可欠です。

  • 担当体制と連絡窓口:専任担当かチームか。連絡は誰に?レスポンスは?
  • 報告・会議体:定例ミーティングの頻度・方法、報告書の形式・内容は適切か。経営に役立つ情報提供はあるか。
  • 緊急時対応:急な問い合わせやトラブル発生時の対応フローは明確か。

円滑な意思疎通ができる、信頼できるパートナーを選びましょう。

セキュリティ対策は必ずチェック:情報漏洩リスクへの備え

経理情報は機密性が極めて高いため、委託先のセキュリティ対策は厳重にチェックする必要があります。

  • 第三者認証:ISMS(ISO27001)認証やPマークなどを取得しているか。
  • 具体的な管理策:データ保管方法、アクセス権限管理、バックアップ体制、物理的セキュリティは十分か。
  • 従業員教育:情報セキュリティに関する教育は徹底されているか。
  • 機密保持契約(NDA):契約内容(情報の取り扱い範囲、漏洩時の対応など)をしっかり確認する。

経理アウトソーシング導入のステップ

アウトソーシングをスムーズに導入し、効果を早期に得るためには、計画的な準備と移行プロセスが重要です。ここでは、導入までの基本的な流れを解説します。

導入前の準備:現状把握と課題特定

アウトソーシングの検討を始める前に、自社の状況を整理し、目的を明確にするステップです。

  1. 現状業務フローの可視化:誰が、何を、どのように行っているかを詳細に把握します。
  2. 課題と改善点の特定:非効率な点、属人化、ミス発生箇所などをリストアップします。
  3. アウトソーシング範囲と目的の決定:委託する業務範囲と、それによって達成したい目標(KPI)を設定します。
  4. 社内関係者への説明と合意形成:経営層や関連部署に説明し、理解と協力を得ます。

委託先の選定プロセス:比較検討が重要

社内準備が整ったら、具体的な委託先を選定します。

  1. 情報収集と候補先のリストアップ:サービス内容や実績を比較し、候補を絞ります。
  2. 提案依頼書(RFP)の作成:候補先に具体的な提案を依頼するための書類を作成します。
  3. 複数社からの提案比較:提案書と見積もりを、事前に設定した評価基準で客観的に比較検討します(面談も実施)
  4. 最終選定と契約交渉:最適な委託先を選定し、契約内容を詳細に詰めて契約を締結します。

スムーズな業務移行のために:移行計画と連携

契約後、実際の業務委託を開始するまでの移行期間も重要です。以下の点をチェックしましょう。

  • データ移行計画: 過去データや資料の移行方法・スケジュールを策定
  • 業務引継ぎ手順: 具体的な引継ぎ方法、マニュアル、担当者連携を明確化
  • システム連携確認: 必要に応じて事前の連携テストを実施
  • 移行期間中の役割分担: 社内業務と委託業務の重複期間のルールを設定
  • コミュニケーションルール設定: 委託開始後の連絡方法、報告ルールなどを決定
  • 社内への最終周知: 開始日、委託範囲、関連業務の変更点などを周知徹底

H2Rコンサルティングの経理アウトソーシングサービス

H2Rコンサルティングは、豊富な実績と専門性に基づき、企業の成長を支援する経理アウトソーシングを提供しています。

IPO支援実績に基づく高品質なサービス

H2Rコンサルティングの最大の強みは、2007年の創業以来培ってきた豊富なIPO支援実績です。

IPO準備で必要とされる経理水準に対応したノウハウを活かし、スタートアップから上場企業の子会社まで、あらゆる成長ステージの企業に対し、高品質な経理アウトソーシングを提供します

企業の成長フェーズに合わせた戦略的な経理・財務基盤の構築をサポートできる点が特徴です。

幅広い業務範囲とシステム対応力

H2Rコンサルティングのサービスは、お客様のニーズに応じて柔軟にカスタマイズ可能です。

【対応業務例】

  • 日次経理(記帳、証憑整理など)
  • 月次・年次決算
  • 資金繰り管理・支払代行
  • 管理会計(予実管理、分析レポート)
  • 給与計算
  • 内部統制構築・運用支援
  • 監査法人対応支援

【対応システム一覧】

会計/ERPシステム

  • freee会計
  • 弥生会計
  • マネーフォワード会計
  • 勘定奉行
  • SuperStream
  • SAP
  • TKC会計
  • 会計王
  • PCA会計
  • 財務大将
  • SMILE会計
  • ZeeM会計
  • JDL会計
  • ジョブカン会計
  • 大蔵大臣
  • OBIC 7
  • MJS
  • GLOVIA会計
  • NetSuite

経費精算システム

  • 楽楽精算
  • マネーフォワード経費
  • jinjer経費
  • ジョブカン経費精算
  • freee経費精算
  • らくらく旅費精算
  • バクラク経費精算
  • Concur Expense
  • TOKIUM経費計算
  • J’s NAVI NEO
  • rakumo ケイヒ
  • SmartGo Staple
  • 経費 Bank II
  • eKeihi
  • 皆伝! ワークフロー
  • Ci*X Expense
  • MAJOR FLOW Z KEIHI
  • X-point

販売管理システム

  • 商蔵奉行クラウド
  • 弥生販売
  • freee販売
  • GLOVIAきらら
  • Aladdin Office
  • WorkVision販売管理
  • 楽楽販売
  • クラウドERP ZAC

お客様の既存システムを活かし、最適な業務プロセスをご提案します。

H2Rコンサルティング導入事例

H2Rコンサルティングのサービスが、お客様の課題解決にどのように貢献したか、具体的な事例をご紹介します。

スタートアップ企業の急成長を支援

急成長中のIT(SaaS)企業様では、事業拡大に経理体制が追いつかず、月次決算が大幅に遅延していました。IPOも視野に入れていたため、体制強化が急務でした。

H2Rコンサルティングが経理業務全般のアウトソーシングを受託し、クラウド会計導入と業務プロセス効率化を推進。

結果、月次決算を5営業日で完了できるようになり、経営判断のスピードが向上しました。IPOに向けた管理会計の基礎固めも進み、経理担当者はより戦略的な業務に集中できるようになりました。

担当者退職による緊急事態に対応

長年経理を担当されていたベテラン社員が急遽退職された製造業(中小企業)様。業務が属人化しており、後任者もすぐに見つからない状況でした。

H2Rコンサルティングが緊急で支援に入り、業務の可視化とマニュアル化を進めながら、日々の経理業務を代行。業務の停滞を防ぎ、安定運用を実現しました。

これにより、後任者へのスムーズな引継ぎが可能となり、属人化リスクの解消にも繋がりました。結果的に、アウトソーシングとの役割分担により、新しい担当者は付加価値の高い業務に専念できるようになりました。

大手子会社のレポーティング負担を軽減

大手上場企業の子会社であるサービス業様では、親会社への連結決算報告のため、タイトなスケジュールで複雑なレポーティングパッケージを作成する負担が大きいという課題がありました。

H2Rコンサルティングが月次決算の一部とレポーティング業務を受託し、親会社の要求を正確に理解した上で効率的なデータ作成プロセスを構築

データ抽出・加工作業の効率化とダブルチェック体制により、正確なデータを期限内に提出できるようになりました。子会社の担当者の負担が大幅に軽減され、親会社との連携もスムーズになりました。

経理アウトソーシングに関するFAQ

最後に、経理アウトソーシング導入に関してよくいただくご質問にお答えします。

Q1. どこまでの業務を依頼できますか?

A1. H2Rコンサルティングでは、日常的な記帳代行や給与計算から、月次・年次決算、資金繰り管理、予算策定支援、IPO準備支援(開示資料作成サポート、内部統制構築支援など)まで、お客様のニーズに合わせて幅広い業務に対応可能です。

まずは貴社の状況や課題をお聞かせいただき、最適な委託範囲をご提案します。「こんな業務は頼める?」といったご質問も、お気軽にご相談ください。

Q2. 契約期間や解約条件はどうなりますか?

A2. 契約期間、サービス内容、料金、解約条件などについては、ご契約前に詳細な打ち合わせを行い、契約書にて明確に定めます。短期スポットから長期まで、柔軟に対応可能です。安心してご利用いただけるよう、透明性の高い契約プロセスを心がけております。

Q3. 情報セキュリティは大丈夫ですか?

A3. お客様の大切な情報をお預かりする上で、情報セキュリティ対策は最重要課題と認識しています。

H2Rコンサルティングでは、ISMSやPマーク取得支援の経験を活かした厳格な情報管理体制を構築・運用しております。機密保持契約(NDA)の締結はもちろん、従業員への定期的なセキュリティ教育、アクセス権限の管理、安全なデータ保管などを徹底しています。

具体的な対策については、ご契約前に詳しくご説明いたしますのでご安心ください。

Q4. 社内に経理担当者がいますが、役割分担はどうすれば?

A4. 既存の経理担当者様がいらっしゃる場合、アウトソーシングは協力してより良い体制を築くための手段です。

一般的には、定型業務や専門性の高い業務をアウトソーシングし、社内の担当者様には経営層への報告、社内調整、戦略的な分析業務、委託先との連携窓口などを担っていただくケースが多いです。

事前に担当者様とも十分に連携し、それぞれの強みを活かせる最適な役割分担を設計することで、担当者様が付加価値の高い業務に集中できる体制を目指します。

  まとめ経理アウトソーシングで実現する企業成長

【まとめ】経理アウトソーシングで実現する企業成長

経理アウトソーシングは、単なるコスト削減策ではなく、企業の成長戦略を支える重要な選択肢です。人材不足の解消、コア業務への集中、業務品質の向上、そして迅速な経営判断を可能にする体制構築は、企業の持続的な成長に不可欠な要素と言えるでしょう。

特に、適切な料金相場を理解し、自社に合ったサービスを選ぶことが成功の鍵となります。

H2Rコンサルティングは、豊富なIPO支援実績に裏打ちされた専門性とノウハウを活かし、お客様の成長ステージに合わせた最適な経理アウトソーシングを提供します。私たちは、単なる業務代行にとどまらず、経営の意思決定をサポートする戦略的パートナーとして、お客様の企業価値向上に貢献したいと考えています。

経理業務の効率化、コスト最適化、そして企業成長の加速を実現したいとお考えの経営者様、経理担当者様は、ぜひ一度H2Rコンサルティングにご相談ください。

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